Fruits From the Future

Fruits From the Future

Supercozi

フルーツ フロム ザ フューチャー

スーパーコージー

発売日
2021.04.21
レーベル
ハイポ エスプレッソ レコード
規格
DIGITAL

フルーツ・フロム・ザ・フューチャーは日本人プロデューサー、スーパーコージーが2010年にリリースしたセカンド・アルバムだ。
2005年のデビューアルバム、ラグジュアリー・アディクトが当時ベルリンなどを中心に人気のあったエレクトロ・クラッシュやエキゾティカ、ブレイクビーツ、トリップホップ等の影響を反映したイージーリスニング的な洒脱なエレクトロニカだったのに比べ、本作はテクノやヘビーなベース・ミュージックの色が濃くなった内容となっている。

分厚いベースとシンセが幾重にも重なりあうオープ二ング曲のスネークシェドから、疾走感のあるグルーブにポエトリー・リーディングを乗せたア・ライド、彼らは暴力なしのクーデターを始めた、、と予言的な歌詞を叙情的なメロディーで本人が歌うタイトル曲の他、3曲のリミックスを加えた11曲を収録している。

今作からソロアルバムにも様々なゲストミュージシャンを迎えており、70年代から世界的に有名なプログレッシブ・ロック・バンド、ゴングのキーボーディストで、サイトランスのパイオニアでもあるシステム7のミケット・ジラウディ(スーパーコージーのメンターでもある)とコラボしたトリガー・ハッピー・モロン、アメリカのラガ系MC、リーズンがリズミックな歌とラップを効かせるデュ・ユー・ノー・ウェア・ユア・ゴーイングとアンダー・ザ・ブレイジング・サン、そして世界的にも大人気のサイケデリック・バンド、シュポングルの歌姫ミシェル・アダムソンがミニマシーン名義で呪術的な歌声を響かせる変拍子のアクサラ、など未来的かつ耳に残るメロディーも随所にちりばめたアルバムに仕上がっている。

3人のリミキサー陣もテクノやサイケデリック・トランスとチルの重鎮たちだ。タイトル曲はデンマークのサイトランス・パイオニアであるコックスボックスのイアン・イオンによるテックハウス版に。カナダ人で東京に住んでいたこともあるテクノ・プロデューサーのレニー・フォスターはア・ライドのダークなテクノ版を製作。ニュージーランドのダブトロニカ・デュオ、ピッチブラックのマイケル・ヘッジソンはミスルド・コンボイ名義でデュ・ユー・ノー・ウェア・ユア・ゴーイングのドローン版をそれぞれ手がけている。

TRACK LIST

DISC1

01
Snakeshed
02
A Ride
03
Trigger Happy Morons (feat. Miquette Giraudy)
04
Fruits From the Future
05
Do You Know Where Your Going (feat. Reason)
06
Bad Butterfly
07
Aksara (feat. Minima Sheen)
08
Under the Blazing Sun (feat. Reason)
09
A Ride (Rennie Foster Dirty Works Remix)
10
Fruits From the Future (Ian Ion Remix)
11
Do You Know Where Your Going Borrowed Time (Misled Convoy Remix)