演歌歌手としてのデビューから20周年を迎える古田三奈、9年ぶりの新曲。現在日本在住で活動する、クラシックの世界では輝かしい経歴を持つファゴット（バスーン）奏者のスタン・ジャックとの歌謡デュエット・ソング。琴・三味線・琵琶などの和楽器が大好きで日本に拠点を移してしまったスタン・ジャックは伝統音楽だけでなく、カラオケで石川さゆりなどを熱唱するという演歌歌謡曲好きでもあり、知人を介して古田三奈のカラオケ・パブに来店以来お互いに親交を深め、今回のデュエット・ソングのリリースとなった。着物の似合う日本女性とフランス紳士の心のふれあいを歌にしてデュエットした今作は、2020年に開催される東京オリンピックから2024年開催予定のパリ・オリンピックへと時空を超えて結びついていく運命をイメージさせるさわやかな作品。楽曲の全編でフィーチャーされる本職のファゴットの音色も、オマケというにはぜいたくな聴きどころとなっている。