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スイングタイム・ビデオ全20巻は、スイング・ジャズを中心とする多様なスタイルのビッグバンド、コンボ、歌手、ヴォーカル・グループのそれぞれのヒット曲を収録した非常に貴重で、しかも楽しいコレクションです。1930年から60年代にかけて、ディキシーランド・スタイルのジャズからスイング・ジャズ、そしてモダンなサウンドのジャズまで、いろいろのスタイルのジャズが演奏され歌われています。
今日でも日本のジャズメンがよく演奏する有名な曲が聞けるのは勿論ですが、スイング時代の名門バンドのアーティー・ショウやハリー・ジェイムス、ダンス・バンドのガイ・ロムバードやジャン・ギャバー、そしてペギー・リーやキング・コール、フォー・フレッシュメンなど他では絶対に聞けない貴重な演奏ばかりです。ジャズを楽しむ視野が広がることは間違いありません。
ジャスは19世紀末にニューオーリンズのクリオールや黒人たちによって形を整えられていった音楽である。このもっとも初期のジャズをニュオーリンズ・ジャズと呼ぶが、当時の一般社会通念として黒人を蔑視する風潮から、ジャズは正当な音楽として認められず、レコード会社がこれを録音することなど考えていなかった。だがやがて白人ミュージシャンがこのニューオーリンズ・ジャズを見ょう見まねで演奏しはじめるようになったことから、ジャズは次第に注目を浴びるようになった。黒人が生み出 したこの新しい音楽であるジャズを模倣し、ジャズの発展の一翼を担った白人ミュージシャンの中でも、1890年代から活躍 したジャック 「パパ」レインは「白人ジャズの父」と呼ばれた。このバンドの出身者であるニック・ラ口ッカはOriginal Dixieland Jass Band (後にJassをJazzと変えた)を率い、1917年にニューヨークに進出し彼は自分のバンドを最初にディキシーランド・バンドと名づけたリーダーであった。このディキシーという語はジャズの発祥地である米国南部を指し、Dixielandはニューオーリンズやその周辺の沼沢地を指す語なのだ。やがて20年代から30年代にかけて、ニューヨークの白人ミュージシャンたちは、彼らの白人的な洗練された感覚によって、ODJBなどを通して知ったニューオーリンズを自分たちのものにしていった。このようにして白人ジャズメンを主体とした3管編成を基本的な楽器編成とするディキシーランド・ジャズが完成していったのである。

TRACK LIST

DISC1
01 我が心のジョージア
02 あらい熊のブルース
03 ベイズン・ストリート・ブルース
04 ザッツ・ア・プレンティ
05 ジャック・アームストロング・ブルース
06 ロッキン・チェアー
07 黒い瞳
08 アラバマに星おちて
09 ラバー
10 マスクラット・ランブル
11 サヴォイ・ブルース
12 ボブキャッツのマーチ
13 コンプレイニン
14 パナマ
15 ビッグ・ノイズ・フロム・ウィントカ
16 ラブズ・ゴット・ミー・イン・ア・レイジー・ムード
17 フーズ・ソリー・ナウ

関連アーティスト

ジャック・ティーガーデンと六重奏団、ザ・ボブキャッツ、ジェス・ステイシー 、ボブ・ハガート(b),/レイ・バデューク (ds)、エディ・ミラー (ts)