老ナルキソス
2018.09.14
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小島ケイタニーラブが音楽プロデュースした映画「老ナルキソス(レンボーリール東京・グランプリ作品)」が中国・上海クィア映画祭のアジアン短編部門に選出、中国プレミア決定。

老ナルキソスシンガーソングライター活動のみならず、映像作品にも多数の楽曲を書き下ろしている小島ケイタニーラブ。
彼が音楽を全面プロデュースした東海林毅監督作品「老ナルキソス」が中国・上海で開催される上海クィア映画祭のアジアン短編部門8作品に選出された。
第27回レインボー・リール東京コンペ部門でグランプリを受賞した本作の初めての海外上映、中国プレミアとなる。

◆上海クィア映画祭公式サイト ⇒ http://shqff.org
◆アジアンショートフィルム部門 ⇒ https://www.facebook.com/notes……661149533/


【小島ケイタニーラブによるコメント】

音楽を担当させていただきました映画「老ナルキソス」が先日、第27回レインボー・リール東京コンペ部門でグランプリを受賞しました。東海林監督、おめでとうございます。前作「ピンぼけシティライツ」から音楽を担当させてもらってますが、毎回、監督と打ち合わせを重ねて、楽しく作らせていただきました。演奏まで完全に一人で作った前作と違い、今回は演奏・アレンジで尊敬するミュージシャン・藤原マヒトさんにも参加してもらいました。監督の美しい映像に寄り添うピアノの音が素晴らしいです。いつか二人でサウンドトラックアルバムを作りたいなあ。

さて、この「老ナルキソス」初めて海外上映も決まったそうです。9月22日に中国の上海クィア映画祭のアジアン短編部門8作品に選出されました。先月から拠点を中国・広州に移して以来、早々と中国で音楽を聴いてもらえる機会を持てたことに感激です。東海林監督、どうもありがとう。

この日、僕は東京でツアーファイナルをしていますが、同じ瞬間、それぞれ素敵な時間を過ごしているなあ、と思うと感慨深いです。

これからもたくさん上映機会があると思われますので、引き続き「老ナルキソス」、そして前作「ピンぼけシティライツ」をよろしくお願いします。


【リリース情報】

小島ケイタニーラブ
『はるやすみのよる』

2018.05.23 RELEASE
DDCB-12356(GNDCD-18006) / 2,315 YEN+TAX
RELEASED BY 愚音堂 | SPACE SHOWER MUSIC
https://youtu.be/ehP2R8c7b3g

[収録曲]
01. しごとのうた
02. 東京カモメ [ https://youtu.be/Iydk4t_geqE ]
03. 郵便飛行機 (朗読劇「星の王子さま」挿入歌)
04. オトナノコイ
05. とてもとてもサーカスなフロラ (江國香織との朗読劇「とてもとてもサーカスなフロラ」劇中歌)
06. フォークダンス (朗読劇「銀河鉄道の夜(古川日出男・管啓次郎・柴田元幸・小島ケイタニーラブ)」主題歌)
07. 毛布の日 (NHKみんなのうた書き下ろし曲)
08. はるやすみのよる [ https://youtu.be/bWhBHLQOpKs ]
09. 友達の友達 (ふじきみつ彦・作演出「友達の友達 第2回公演『旅立ちの旅立ち』」主題歌)
10. 長い道草の途上
11. 白河夜船 (吉本ばなな原作 若木信吾監督「白河夜船」劇場歌)

[購入・試聴]
https://ssm.lnk.to/kojimakeita……suminoyoru


小島ケイタニーラブ「はるやすみのよる」リリースツアー・ファイナル・ワンマンライブ

開催日 : 2018年9月22日(土)
会場 : 早稲田奉仕園スコットホール
出演 : 小島ケイタニーラブ、ゴンドウトモヒコ、宮内優里、小林敏也(幻燈)
時間 : Open 16:30 / Start 17:30
◆入場料 前売券
[一般(中学生以上)]3,000円 [小学生]1,000円 [未就学児]無料
※小学生以上有料。未就学児童は無料(大人1名につき、子供1名まで膝上可)。ただし、座席が必要な場合はチケット必要


小島ケイタニーラブ【小島ケイタニーラブ】

シンガー。ソングライター。伸びやかで脱力感のある声、暖かくも切ない歌詞世界を歌う。静岡県浜松出身。
早稲田大学第一文学部在学中に夏目漱石、川端康成、The Smithsに影響を受け、楽曲を書き始める。2009年にロックバンドANIMAとしてWEATHER/HEADZよりデビュー後、これまでにソロ作品として、ミニアルバム『小島敬太』(WEATHER/HEADZ)、フルアルバム『It’s a cry run.』(Rainy Day Records/スイッチ・パブリッシング)を発表。
2016年には「NHK みんなのうた」にて楽曲「毛布の日」を制作。毛布から出たくない心情を歌ったこの歌は、放送開始から多くの共感を呼び、翌17年、日本記念日協会により、正式に11月20日が「毛布の日」に制定された。
また、ミスタードーナツCM「ドレミの歌」、読売テレビ・日テレ「遠くへ行きたい」主題歌など、その独特な声を生かした歌唱も多数。
近年は、『銀河鉄道の夜(with 古川日出男・管啓次郎・柴田元幸)』『とてもとてもサーカスなフロラ(with 江國香織)』『星の王子さま(with 管啓次郎・めいりんfromくもりな)』などの朗読劇のサウンドプロデュースや、親子で楽しめる物語のフェスティバル『マンモススクール STORYTIME in NARA』のステージ・スーパーバイザーを務める。音楽と文学の垣根を越えたアプローチは、シンガポールやインドネシアなどの国際文芸フェスでも高く評価を受け、現地の大手新聞をはじめ、メディアに大きく取り上げられた。
2018年5月、プロデューサーにゴンドウトモヒコ(METAFIVE, pupa etc.)を迎え、2年ぶりとなるフルアルバム『はるやすみのよる』をリリース。


東海林毅【東海林毅】

武蔵野美術大学映像学科在学中から映像作家活動を開始し、1995年東京国際レズビアン&ゲイ映画祭に短編自主映画「Lost in the Garden」を出品、審査員特別賞を受賞。2018年には23年ぶりとなる同映画祭に短編「老ナルキソス」を出品しグランプリを受賞した。
「劇場版 喧嘩番長」シリーズ、「お姉チャンバラ Vortex」などジャンルムービーの監督を務める一方、NHKの科学史ドキュメンタリー番組「フランケンシュタインの誘惑」では3年にわたり演出やVFXスーパーバイザーを務めた。