uchuu, / ウチュウ
2017.05.26
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世界初の3Dホログラム専用シアター「DMM VR THEATER YOKOHAMA」と、バンド:uchuu,がコラボ・ライヴを開催。 最先端技術と音楽とのコラボレーションの魅力に、菅本裕子が迫る。

ネット通販やビデオ・オン・デマンド、クリエイターの育成など多角的な事業を展開するDMMグループ株式会社DMM futureworksが横浜にて運営しているシアター「DMM VR THEATER」。このシアターは最新鋭の映像表現「ホログラフィック」によるステージ演出を提供する世界初の常設劇場としてオープンし、3Dメガネやゴーグルなどを使用せずに、リアルな立体映像表現を体験できるという、新たな「VR体験」が出来るシアターである。
6月4日にはこの劇場初となる、バントとのセッション・ライヴが、バンド:uchuu,とコラボの形で行われることとなってる。
今回はそのシアターの技術と迫力について、菅本裕子さんに体験して頂いた。


DMM VR THEATER YOKOHAMA

入るとすぐに舞台のスクリーンに映し出された「uchuu,」のロゴに気づき、「え!あのロゴ、飛び出してきとうと!」と出身地の福岡なまりで驚く菅本さん。そのまま劇場の技術を解説するプロモーション映像や、ホログラフィックによって裸眼で立体視出来る技術、9.1chマルチサラウンドシステムなど、劇場の最新鋭の技術に興味津々。

ここからはDMM.futureworksマーケティングマネージャー真島氏に、菅本さんがシアターの技術についてインタビューする。

DMM VR THEATER YOKOHAMA菅本:本当に驚く映像ばかりでびっくりしました。こういった劇場は他にもあるんですか?

DMM真島:同様のホログラフィック技術を使ったアトラクションなどはあるんですが、常設劇場という形で、専用のシアターというは、この「DMM VR THEATER」が世界唯一なんです。映像技術に加えて、9.1チャンネルのサラウンド・システムを搭載おり、映像の立体感に加えて、音の立体感も感じられるようになっているので、会場全体を立体的に体感出来るようになっています。

菅本:鳥が飛んでいく映像では、ホントに飛び立ってるみたいに羽ばたく音が聴こえる場所が変わっていって驚きました。でも、どうやってこういう風に、立体に見えてるのか分かりません(笑)。どういった技術で立体に見えるんですか?

DMM真島:ハーフミラーというスクリーンが舞台上に斜めに張られていて、そこに下からLEDで映像を投射することで、ステージ上にホログラム映像が現れます。分かりやすく言えば「目の錯覚」を利用した大型の舞台装置です。

菅本:じゃあ立体に見えるのは「目の錯覚」なんですね。

DMM真島:そうなんです。

菅本:いや~、私は確かにこの目で見たと思ったんだけど……納得がいかないです(笑)。本当に驚きですね。

DMM真島:客席から見た時に、ステージ手前にあるスクリーン上で目の錯覚が起きるようになってるので、舞台上からはホログラム映像は何も見えないんですよ。

菅本:え、ホントですか?

と舞台上からホログラフィック技術を見る菅本さん。

DMM VR THEATER YOKOHAMA

菅本:本当だ!ここからは映ってるようには見えないけど、いま私の前にはuchuu,のロゴが浮かんでるんですね。
DMM真島:いまuchuu,のロゴを菅本さんが回してるように客席からは見えてますよ(笑)。

菅本:あ、撮った映像でみるとホントに動かしてるみたい。面白いな~。今までにはどんな公演が行われたんですか?

DMM真島:X-JAPANのhideさんを映像で復活させるというプロジェクト「hide crystal project presents RADIOSITY」をこけら落としに、ふなっしーをメインにした「レジェンドオブふなっしー」や、「ワンピース」や「プリキュア」などのアニメ作品の公演も行っています。それからDJとVJのコラボによって、音楽と映像のコラボレーションを駆使したイべントを行ったり、6月からは稲川淳二さんの怪談をテーマにした「コワイコエー稲川淳二のお葬式」も始まります。

菅本:稲川さんのイベントはタイトルも最高ですね(笑)。本当に幅広いし、なんでも出来るんですね。映像も想像以上に高画質で、本当に人がいるような感覚でびっくりしました。私は「モテるために生きる」をいまのモットーにしているので、メイクの事だったりをテーマにしたイベントもやってるんですが、どうしてもメイクした顔を画面に映しても見づらかったり、ぼやけちゃったりするんですね。

DMM真島:映像を投射するために使用しているLEDが非常に高精細なものになっているため、メイクもスゴくキレイに映し出すことはできるかもしれませんね!

菅本:そういうイベントをやってみたいし、もっとアイディアが浮かんで来そうですね。あの……私の好きな人をオールスターで映したりも出来るんですか?

DMM真島:……技術的には可能です(笑)。

菅本:好きな人をいっぱい映して『こんなコラボレーションが出来るの!』っていう映像を、立体で映して欲しい!その真ん中に私が立ってたりとか!……でも舞台に立ってたら見えないのか。

DMM真島:そうですね。でも記念撮影は出来ますよ(笑)。

菅本:そうか!抱きついてる風とかは出来るんですよね!うわ~どうしよう……危ない、妄想を止めないと(笑)。

DMM VR THEATER YOKOHAMA

DMM真島:新しいアイディアをありがとうございます(笑)。他にはこの会場でMVを撮って頂いたバンドもありまして、それが先程ロゴが浮かんでいたuchuu,です。

菅本:ここで撮影したuchuu,の“SI(G)N SEKAI”のMVを拝見して、最初はCG合成かと思ってたんですが、劇場で実際にこの技術のスゴさがわかると、CGじゃないことが分かりました。

DMM真島:先程の菅本さんのように、スクリーンの後ろにバンドで立って頂いて、その演奏に併せて映像を投影しているんですね。なので、バンドの前に映っているデザインや文字はすべてリアルタイムで映し出されているんです。その撮影を拡張した方向性で、同じように6月4日にはuchuu,の生ライヴと、DMM VR THEATERの技術をコラボレーションさせたライヴを行います。『観る音楽』というテーマで、映像とライヴをセッションさせたモノになる予定になっています。

菅本:ライヴは好きでよく見に行くんですが、そういった形態は始めてなのでスゴく楽しみです!可能性が本当に広いと思うし、作る方のワクワク感はハンパじゃないでしょうね。

DMM真島:企画力とアイディアで色んな可能性が広がると思います。実際に“SI(G)N SEKAI”のMV映像も、uchuu,のヴォーカル/ギターのKさんとVJ chaosgrooveさんがディレクションを手がけられているのですが、今回のイベントでも様々なアイディアでシアターとコラボして頂けると思います。

菅本:興味が沸くとかいうレベルじゃないですね(笑)。本当に楽しみです!
DMM真島:今回のuchuu,のライヴとDMM VR THEATERのタッグを通して、新しい技術と音楽のコラボを体験をして頂けると嬉しいですね。

ライター 高木 “JET” 晋一郎


『未来都市-mirai city- the 3″r”d』

2017年6月4日(日)
OPEN 17:30 / START 18:00
出演 : uchuu, / VJ : chaosgroove
会場 : DMM VR THEATER YOKOHAMA (神奈川県横浜市西区南幸2丁目1-5)
https://vr-theater.dmm.com/
最新鋭の映像技術から映し出される3Dホログラムとuchuu,のサウンドが融合!
バンドとして初めてDMM VR THEATER YOKOHAMAにて開催されるライブは、「観る音楽」という新しい形の提示。

チケット : 前売 ¥3,500 ※ドリンク代別
e+ / ローソンチケット (Lコード:73356) / チケットぴあ (Pコード:330-646)


uchuu, / ウチュウuchuu,

ダンスミュージックの本質突き詰め、縦横無尽のグルーヴとダイナミズムを兼ね備えたロックバンド。
3枚のミニアルバムリリースを経て、昨年、初のフルアルバム「+1」をリリース。リード楽曲”SI(G)N SEKAI”のMUSIC VIDEOを「DMM VR THEATER YOKOHAMA」にて撮影。そして6月4日にバンドとしては史上初となる「DMM VR THEATER YOKOHAMA」でのライブを敢行する。最新鋭の技術を駆使した3Dホログラムの映像とuchuu,のサウンドが融合したこのライブは必見!

◆ uchuu, “SI(G)N SEKAI” MUSIC VIDEO
https://youtu.be/RXhoibKIiSw


DMM VR THEATER

現在世界中で注目を集めている最新鋭の立体視映像表現“ライブホログラフィック”を駆使した劇場として「DMM VR THEATER」が2015年12月に横浜駅西口にオープン。 特別なメガネがなくても、映像が立体的に表れて、まるでそこに浮かび上がっているかのような映像により驚きと迫力のあるステージを体験できます。
http://vr-theater.dmm.com/


菅本裕子菅本裕子

1994年5月20日生まれ 福岡県出身
「モテるために生きてる!」と言い張る、通称「モテタレント」ゆうこすこと菅本裕子。元アイドルという経歴を持ちながら、そのモテるための貪欲な自己プロデュース能力の高さがSNSを中心に話題になり再デビュー。
全国的に開催しているイベント「ゆうこすモテ教室」は常にチケットが入手困難になっている。また、YouTUBEチャンネル「ゆうこすモテちゃんねる」も話題沸騰中。
2017年4月に自身初のスタイルブック「#モテるために生きてる!」発売。amazonでの予約ランキングでは1位を獲得。