青葉市子
2020.11.16
release

青葉市子、新作アルバム『アダンの風』詳細発表 & 原美術館でのライブ配信決定。

青葉市子すべてのいのちを祝福するうた。

12月2日(水)に、7枚目のオリジナルアルバム『アダンの風』を発表する青葉市子。
“架空の映画のためのサウンドトラック”をひとつのテーマに制作された今作の全貌が期待される中、全収録楽曲とジャケット写真が公開された。
今作『アダンの風』は、”その島には、言葉がありませんでした”という一文から綴られる、今年1月に青葉が長期滞在した沖縄の島々で着想・執筆した物語に基づき、すべての創作がスタートした。
全14曲収録の作品で、作編曲の共同制作者に迎えたのは、作曲家・梅林太郎。『アダンの風』という物語に対する梅林の深い解釈によって、従来のクラシックギターによる弾き語りに留まらず、室内楽編成を取り入れた濃密なサウンドスケープが、聴き手を物語の深部へといざなう。
全曲のレコーディング及びミックスを手がけたのは、エンジニア葛西敏彦(studio ATLIO)。
マスタリングは、オノ セイゲン(Saidera Mastering)が担当。
葛西に於いては、青葉と梅林と共に、作曲の段階からサウンドデザインとして加わり、今作を聴き手に届ける大きな土台を担った。
生命の神秘と祝福、はじまりを予感させるジャケットは、今作のアートディレクションを担当する、写真家・小林光大による海中での撮り下ろし。
CDジャケットデザインは、デザイナー町口景(Match and Company Co., Ltd)が担当し、今作の写真集、詩集、ビジュアルブックとも言える美しい仕上がりとなっている。

そして、今作の発売日となる12月2日(水)の夜に、一夜限りのスペシャルライブ開催が決定した。
原美術館のコンサートシリーズ”Hara X”での取り組みとして、有料ライブ配信サービス「LIVEWIRE」を通じて配信される。
ステージとなる会場は、原美術館の展示室ギャラリー2内の”サンルーム”。
1938年に竣工され、美術館として開館以降40年の歴史を刻む同建築の中でも、大きな半円形の窓から苔むす裏庭が覗くひときわ美しい空間だ。
本公演のチケットは、本日11月16日(月)よりLIVEWIREオフィシャルウェブサイトにて発売開始。
かつては窓の外に品川の海が見えたという空間の響きと、青葉市子の描く新たな音楽世界の融合を楽しみにしたい。


青葉市子『アダンの風』【作品情報】

青葉市子『アダンの風』

2020.12.02 Release
DDCZ-2268 / ¥3,000+税
レーベル:piano / hermine / SPACE SHOWER MUSIC
https://ssm.lnk.to/adannnokaze

[収録曲]
01. Prologue
02. Pilgrimage
03. Porcelain
04. 帆衣
05. Easter Lily
06. Parfum d’étoiles
07. 霧鳴島
08. Sagu Palmʼs Song
09. chinuhaji
10. 血の風
11. Hagupit
12. Dawn in the Adan
13. ohayashi
14. アダンの島の誕生祭

すべてのいのちを祝福するうた。
新境地の表現へと到達した、全14曲のサウンドトラック。活動10周年を迎えた青葉市子のこれまでとこれからを繋ぐ、あらゆる命へ捧げるラブレター。


Hara X Ichiko Aoba quiet solo concert "Windswept Adan"【ライブ配信情報】

Hara X Ichiko Aoba quiet solo concert “Windswept Adan”

開催:2020年12月2日(水)
OPEN 19:30 / START 20:00
http://sstv.jp/aobaichiko

チケット
前売 ¥1,500 / 当日 ¥2,000

チケット販売期間
2020.11.16(月)18:00~2020.12.20(日)21:00

見逃し配信期間
配信終了 ~ 2020.12.20(日)23:59

お問い合わせ先:livewire@linkst.jp
チケット購入: https://livewire.jp

企画/主催:株式会社イトウ音楽社
共催:piano, hermine
配信制作:LIVEWIRE
配信会場:原美術館
協力:SPACE SHOWER MUSIC


【アーティスト・プロフィール】

青葉市子 / Ichiko Aoba

音楽家。1990年1月28日生まれ。2010年にファーストアルバム『剃刀乙女』を発表以降、これまでに6枚のソロアルバムをリリース。うたとクラシックギターをたずさえ、日本各地、世界各国で音楽を奏でる。弾き語りの傍ら、ナレーションやCM、舞台音楽の制作、芸術祭でのインスタレーション作品発表など、さまざまなフィールドで創作を行う。活動10周年を迎えた2020年、自主レーベル「hermine」(エルミン)を設立。体温の宿った幻想世界を描き続けている。12月2日 (水)、”架空の映画のためのサウンドトラック”として、最新作『アダンの風』を発表する。

http://www.ichikoaoba.com
https://hermine.jp/


梅林太郎 / Taro Umebayashi

作曲家。2012年よりmilkとしてソロ活動を始める。Rallye Labelより 1stアルバム「greeting for the sleeping seeds」をリリース。現在2ndアルバムを制作しつつ、楽曲提供、映画音楽、アニメ音楽、CM音楽と幅広いジャンルにおいて国内外、数多くのアーティストと作品を発表している。

http://piano.tt/umebayashi