ikire
2020.10.02
video

映画監督岩井俊二率いるアコースティックトリオユニット”ikire”の最新MV「aoi」が本日公開!

ikire静岡市美術館10周年記念コラボ企画から生まれたこの曲は、メンバーそれぞれが美術館という特別な空間への想いを込めて、コロナ禍にリモートでやり取りしながら制作を進めてきました。
ikireのメンバーに加え、ピアノに中村由利子、ヴァイオリンに荒井桃子、チェロに林田順平を迎えた編成は、まさに美しく優雅な静岡市美術館を彷彿とさせます。
MVは岩井俊二が監督、静岡市美術館の真っ白で広々としたエントランスを生かし、6人が円形となって演奏する様子を岩井俊二独特の世界観で表現しました。

◆静岡市美術館特設サイト ⇒ https://shizubi.jp/10th/


◆aoi オフィシャルMV
https://youtu.be/HCaFiEU3w8k


【メンバーコメント】

<岩井俊二>
日々の忙しさから解放されて、日常生活から切り離されて、別の世界を遊泳する。それが美術館という場所だと思いまして、作品をひとつひとつ眺めながら歩く、そんな時間や心の中に溢れ出る名付けがたい感動、などが音楽で表現できたらと思い、そこを大事にしました。

<市川和則>
制作直前でコロナが流行ってしまい、みんなで美術館に下見に行くはずでしたが中止に。美術館のスタッフの方々が、駅から美術館までの道程を解説付き動画を撮影して送ってくださったので、そこから得られる情景をうまく描けるかが課題でした。

<Chima>
画面越しで感じた静岡市美術館の建物やスタッフさんの空気を思い出しながら作りました。
なかなか今まで通りにはいかない世界の中で、美術館からの帰り道には少し清らかで優しい気持ちになっていたら嬉しいです。


岩井俊二 & ikire【リリース情報】

岩井俊二 & ikire『CHRONICLE』

2019.01.24 より各配信サイトで配信開始
規格:DEGITAL
レーベル:REM

[TRACK LIST]
01. 残像/葬送
02. この空の下/無言の帰宅
03. クロニクル/借り暮らし
04. 記憶の扉/同窓会
05. 知らない世界も見飽きた
06. 手紙
07. つなぐ/廃校
08. 秘密
09. 在りし日の歌/転校生
10. つなぐ/ラブレター
11. 在りし日の歌/マスクの少女
12. 記憶の扉/烏龍と女
13. 残像/旧友
14. 記憶の扉
15. 陽光/答辞
16. この空の下/再会
17. 陽光
18. つなぐ/遺言
19. クロニクル

配信先はこちら
https://ssm.lnk.to/chronicle


【ikire (いきれ) プロフィール 】

シンガーソングライターのChima、ギタリストの市川和則、マルチクリエイターの岩井俊二、この三人によるアコースティックトリオユニット。
目に見えない気配、息吹を表現したいという三人の共通の想いが”ikire”という名前の由来である。岩井の呼びかけにより結成。2016年に活動開始。
“ikire”という名前には、目に見えない気配、息吹を表現したいというメンバー共通の想いが込められている。
日本、韓国、中国と、国境を越え、4年間に及ぶ創作活動を続けてきた。
2017年、岩井俊二監督作品『チャンオクの手紙』(主演:ペ・ドゥナ )エンディング曲「moment」、ネスレ韓国ブレイクタウンショートムービー『halfway』に、「halfway」・「little lie」、カンテレ 8K/HDR オリジナル作品『つくるということ』に「橙」・「サ行」・「あの日の約束」・「つなぐ」・「picea」楽曲提供。
2018年、JYとのコラボ企画で「星が降る前に」を楽曲提供。
2019年1月24日、岩井俊二初の中国映画作品『你好,之華(チィファの手紙)』(主演:ジョウ・シュン)ではオリジナルサウンドトラック『CHRONICLE』を岩井俊二 & ikireとして制作、配信リリース。
2019年3月27日待望の1stフルアルバム『知らない世界も見飽きた』を配信リリース。
2020年8月14日に配信された劇場版『8日で死んだ怪獣の12日の物語』オリジナル・サウンドトラック『KAIJU』には、小泉今日子+ikireによる主題歌「連れてってファンタァジェン」、ikireによる書き下ろし組曲”三つのモンスター”が収録されている。
岩井俊二 & ikireとして音楽を手がけた岩井俊二監督が描くもうひとつの「ラストレター」として注目されている中国映画『你好,之華(チィファの手紙)』が現在日本公開中。
既発配信リリースされている『CHRONICLE』も再注目されている。