バックナンバー

2019.06.05 UP

初心に返ったカジヒデキが、恋とか街とかのキラキラを「ゴス魂」で歌いきる!珠玉の短篇小説集 a.k.a. 新作アルバムがついに完成!

Text by 川崎大助

カジヒデキ短パンにボーダー・シャツがトレードマークの一部、つまり初夏にぴったりのアイコンでもあるシンガー・ソングライター、カジヒデキが新作アルバムを完成させた。出しも出したり、通算18枚目のアルバムとなる今作は、しかしこれまでとひと味違う。齢52歳にして「第2のデビュー作」と呼ぶべき、入魂の力作となっているのだ。その名も『ゴスロマンス』!
ところで「ゴス(Goth)」とは、洋楽ファンならご存知のとおり、ゴシック・ロック(パンク)の略称に端を発する音楽ジャンルであり、それを起点とするライフスタイルをも指す言葉だ。日本では「ポジパン(Positive Punk)」と呼ばれることも多く、最初にこれが花開いたのは80年代の初頭。10代のカジヒデキがこのスタイルに耽溺していたのは、ファンには有名な話だ。だから今作は、タイトルを聞いただけだと、以下のような連想をせざるを得ない。
暗い10代を経て、長じてはネオアコの使徒、ミスター・スウェーデン、「最後の渋谷系」……などなど、いろんな異名で語られる、しかし大雑把に言ってしまうと、いつも健康的で愛らしく、向日性のお花のような人柄として親しまれる「カジくん」が、そんなふうになる以前の「暗黒の過去」を蘇らせたような、めっちゃ陰鬱で三白眼ばりばりなアルバムなのか!――というと、いや全然そうではない。それどころか、いつも以上にさわやかにキラキラしている、という意味で「入魂」の一作となっているのだから話はややこしい。そこで訊いてみた。
カジヒデキは、なぜいま「ゴス」なのか?しかも、アルバム・ジャケットから収録曲の音楽性にいたるまで、具体的には「ゴス」ではないんだけれども?「きっと、いろんなところで言われると思うんですよね。『どこがゴスなんだ!』って。とくにゴスな曲はないですし。でも、ゴスとは僕の心のなかにあるというか。好きなもの、変わらないものの象徴というか……僕がゴスだった10代のときって、ひとりぼっちだったんですよ。ひとりで思い詰めてたというか(笑)。僕にとってのゴスって、審美眼というか。音楽やファッション、メイクだけじゃなく、バウハウスとかシュルレアリスムとかまで含んでて。ジョルジュ・バタイユやランボーを読んで、ジャン・コクトーの映画を観て、とか。もう、どこからどこまでも突き進んでいくような」
という、もしかしたら日本の一般的なゴス(ポジパン)解釈とは違うのかもしれない、若きヒデキの「思い込みのひとりゴス」の延長線上にあると考えられるユニークなナンバーが、今作には収録されている。4曲目の「秘密の夜会」がそれだ。ここではゴス・パーティが描かれている。「むかしゴスやポジパンが好きだった」30代ぐらいの人々が、メイクを決めて(?)深夜のパーティに繰り出す模様が活写されている。ひさしぶりに、なのか、あるいはかつてのカジヒデキのように「ひとりぼっちだった」若き日の思いを果たすため「初めての白塗り」を試みる人だって、なかにはいるのかもしれない……というナンバーの音楽性が、しかしゴスではなく、それこそスタイル・カウンシル調のさわやかさであること。ここに本作の意外性と特徴の最たるものが凝縮している。「そういう、僕が思い込んでたようなゴスの美意識というのは、じつはネオアコのほうにあったというか。とにかくロリポップ・ソニック(のちのフリッパーズ・ギター)の小山田くん(現コーネリアスの小山田圭吾)は最初から彼の世界があったので。すごく影響されました」
つまり本作の謎に満ちたタイトルは「ゴス(な内面なんだけど)ロマンスな野郎」としてのカジヒデキが、東京の小さなネオアコ・シーンに魔界転生した、そのときの状態が移しとられたフレーズなのだ、と考えてみることができる。
「いまでは渋谷系って『すごくマニアックな音楽』って思う人もいるみたいですけど、でも自分にとっては違ったというか。すごくメジャーなものだった!もちろん、音楽チャートに出るような感じのメインストリームじゃないんだけど、ある程度の支持率ってあったじゃないですか?フリッパーズ・ギターは『メジャーだなあ』と思えたし……僕は『サブカルチャー』って言葉が好きじゃなかったし、いまでも意味がよくわからないんだけど、その理由はたぶん、あのころからずっと、フリッパーズやピチカート・ファイヴみたいなのが『メイン』だと思ってるところがあるから。だから、わかりやすいストーリーを歌詞で書こうとして、『月9』のドラマみたいにしたいなあ、と思うこともあるんですけど、でも結局、深夜1時台の感じにしかならないというか(笑)」
今作のカジヒデキが明らかに「一皮むけた」点を挙げるとするならば、まず最初に、各楽曲にて描き出される個別の「ストーリー」の明瞭さにつきる。整理された「まぎれもない」言葉が、見事なメロディと、そして、的確きわまりない「マッシヴ」なサウンド・プロダクションにて、次から次へと展開されていく様は、圧巻だ。
カジヒデキたとえばこんな具合だ。伝家の宝刀ネオアコはもちろん、4ビート、疾走するパンク・ロックにシンセがうなるニューウェイヴ、テムズ・ビート調まで、絢爛たる色とりどりの高品質サウンドにて印画された「えっ、どうしちゃったのこれは?」とつい驚いてしまうほどの、くっきりした歌のストーリーが12篇並ぶ短篇小説集、それが本作なのだ。
オープニング曲の「フランス映画にしようよ」を聴いてみよう。これぞ「むけた系」カジ・ソングの典型だ。「高校生の男の子と女の子」が歌詞の一番と二番にそれぞれ語り手となる「複数視点もの」のしつらえで、初々しい恋愛模様が描かれる。つまりすごく「短篇小説っぽい」。たとえばアーウィン・ショーの「夏服を着た女たち」みたいな、かわいらしいディスコミュニケーション劇とでも言おうか。そんな、ロマンスの香りに満ち満ちた「デートの歌」だ。
さらに、今作の「デートの歌」はこの曲だけに留まらない。なんと、この1曲目から2、3、前述の4曲目をひとつ空けて5、6まで、歌詞のなかにすべて「デート・シーン」が描かれている!のだ。つまり「街のなかで恋人と過ごすことについて」執拗に述べ続けられている、そんなアルバムの前半戦だというわけだ。
「あ、それは意識してませんでしたね。今回のアルバムは自分のなかでは、90年から92年ぐらいの渋谷のイメージが強く反映されていて。そのころが、恋とか街とかがキラキラしてたような気がするんですよね。東京のワクワク感みたいなものって、あのころが一番強かったんじゃないかなあって。ストーリーを書く際に、僕はやっぱり、キラキラしたものを書きたいと思うから、それでデートが多くなったのかな」
90年代初頭がキラキラしていたかどうか、これは人によって意見が分かれるところ、なのかもしれない(なにしろバブル経済崩壊直後だ)。しかし、孤独な魂を抱いていたカジ青年には「そこ」は輝いて見えた。だから、それからの彼は「治らない病」による審美眼、こだわりの心中はそのままに、ネオアコの美意識にて生きていくことになる。ゴスの内面のままに「渋谷デビュー」することになる。折しも、90年代幕開けのころ。恋とネオアコが、一部でマシンガンのように振り注いでいた街で。
93年、カジヒデキはブリッジの一員として、小山田圭吾プロデュースのアルバムにてデビューする。リリース元は<トラットリア>レーベル。そしてブリッジ解散後、彼が初めてスウェーデンの地を踏んだのが95年――この件には、僕が編集・発行していたインディー雑誌『米国音楽』が少々関わっている――そして、ソロ・デビューを果たしたのが96年……さて、この年に出た『マスカットEP』以来初めて、今作においてカジヒデキが「やってみた」ことがある。なんと、それはきちんと「プリプロ(=プリ・プロダクション。本番のレコーディングに入る前に、曲や歌詞やアレンジを詰めておくこと)」をする、という、なんというかまあ「当たり前」なことで……。
「ほんと、かっちりしたデモが出来て、歌詞もほとんど書き上げてからレコーディングに入ったのって『マスカットEP』だけだったかもしれない。あのときはソロ・デビューだったので、プリプロをしっかりやって、曲がまとまってないとレコーディングに入れない感じがあったので。でもそのすぐあとの『ミニスカート』では、もう違った。曲はある程度はあったんですけど、やっぱり歌詞はスウェーデンに行ってから。事前に出来るだけ書いておこうと思ったんだけど、書けなくて。でも僕、いつも簡単なデモが出来ると、その段階でスタジオ入って。とりあえずそこでセッションしながらアレンジを固めてったり。歌詞が全部出来てなくても、レコーディング始めちゃうというか」
どこのロックンローラーだよ!という、なんともいかした(?)作業工程で制作されていたのがこれまでのカジ作品だった、というのも驚きなのだが、それ以上に瞠目すべきなのが、本作における「方向転換」だ。「落ち着いて、ちゃんと準備する」という姿勢だ。
「本当に、こういう作品はこれまで作れなかった。ネオアコで言うとプリファブ・スプラウトみたいな、音にもこだわったアルバムにしたかったんですけど、それがやれたと思います。このクオリティは、決して自分ひとりでは出来なかった。堀江くんのお陰です」
そう、本作にはプロデューサーがいる。カジ・ファンはもちろん、コーネリアス・ファンにもお馴染み、名キーボーディストにしてセッションの達人、アレンジャーとしても活躍、ニール&イライザでもある堀江博久が本作のプロデューサーとして迎え入れられている――のだが、しかしこの事実に「びっくり」しないカジ・ファンはいないだろう。
なぜならば、異例中の異例のことだから。名匠トーレ・ヨハンソンほか、これまでもアルバムの一部楽曲を他者に託すことはあったものの、しかし、全体を統括するのはあくまでも本人、つまりカジヒデキによるセルフ・プロデュースが基本だった。だからアルバムを丸ごと他者のプロデュースに委ねるというのは、じつはこれは、初なのだ! この点の「初モノ」があったればこそ、「デビューEP以来」のプリプロ体制となったわけだ。
「去年、『秋のオリーヴ』というEPを出したとき、2曲堀江くんにプロデュースしてもらったんですけど、そこが最初でしたね。ダメ出しが。歌詞を堀江くんに出したときに『これじゃ全然ダメだ!』みたいなのがあって。『もっと普遍的な、青春映画みたいにしないと』って。『映画でも漫画でも青春ドラマって20歳の人が書くんじゃなくて、50とか60の人が書く。70になっても、10代の子が喜ぶようなストーリーを書く人がいる。カジくんだって、そうしなきゃダメじゃない?』と言われて……」
それで書き直した末に完成したのが「秋のオリーヴ」と、本作にも収録された「夏の終わりのセシルカット」だったという。僕が身近な表現で言うと、小説家カジヒデキに対して、編集者である堀江がビシバシと指摘する、という、そんな関係性だったようだ。
「アルバムのほうも、今回はとくに詞のストーリーを重視したというか。堀江くんに言われて。『50歳の年相応とか、いまの世相とか歌っても誰も聴かないから』『そんなんじゃなくて、ちゃんと高校生ぐらいの美意識で、青春ドラマを描いてください』って」
今作の大躍進の陰には、堀江博久がいた。『巨人の星』でたとえて言うならば、捕手の伴宙太が堀江だ。豪速球を投げ込み続けるカジ飛雄馬に対して、まだまだやれる!もう一丁!バッチ来ーい!――と激を飛ばし続ける、みたいな……。
カジヒデキこうした修行(?)の成果は、小山田圭吾との新たなコラボ作にも結実した。小山田が参加した、5曲目の「そばかすミルク」がそれだ。
「小山田くんには、堀江くんと2人で会いに行って。場をもうけて。それでお願いを、依頼をして。や、それぐらいちゃんとしたほうがいいかなあって。そこはやっぱり『親しき仲にも礼儀あり』っていうか!堀江くんには『小山田くんに聴かせるのは、ある程度のクオリティを保ったデモじゃないと』と言われて。だから堀江くんの指導のもと、録り直して。何度も何度も、デモのために歌い直して(笑)。デモのダメ出しが4回ぐらいあって……これまで2回ぐらい小山田くんにやってもらったことはあったんだけど、今回はちょっと、特別だな、と。それで絶対にやってほしかったので、一番きれいに出来たデモを渡したら、聴いてもらえて。すぐにOKもらえて。あとはもう、お任せで」
そこで上がってきたのが、まさに「コーネリアス印」の美しいアコースティック・ギターのアルペジオがループするトラックだった。堀江の意見により、このギターと彼のキーボード、カジのベース「だけ」で、この曲はまとめられることになった、という。
こうした、「街と恋」が描かれた前半戦の締めくくりにあるのが「5時から7時までのマキ」だ。大胆なニューウェイヴ・サウンドのもと、並木橋からヒカリエまで、これでもかと渋谷の地名や固有名詞が連打される「強い」ナンバーだ。タイトルのアイデア元は(カジヒデキらしく)アニエス・ヴァルダ監督の映画『5時から7時までのクレオ』(62年)であり、渋谷のラジオで共演する元ピチカート・ファイヴの野宮真貴を描写したとおぼしき一番から、「渋谷にいる、いろんなマキさん」へとアンテナを広げた二番へと展開していく、はっきり言って「すごくよく出来た」ナンバーがこれだ。カラオケの人気曲となってもおかしくはない。「夜の7時」に入る前の、東京にいる無数の女性へと呼びかけた、カジヒデキ印シティ・ポップ最新版と呼ぶべき1曲だろう。
そして後半戦、女優にしてアーティスト、のんをフィーチャーした「ノンノン・ソング」、パンキッシュに突っ走る「片想い中の男の子」のから回りを描いたこのロックンロールは、もちろん、ザ・スパイダースの「ノー・ノー・ボーイ」が下敷きとなっている。ここにて3曲目の「さんでーべいべー」と、ストーリーがつながる。なぜならば、同曲で登場する「ムッシュ」とは、ムッシュかまやつがイメージ元だからだ。
「かまやつさんのイメージが、東京人というか、僕にとってのリアルなシティボーイなんですよね。あの人の生き様というか、ライフスタイルがすごくかっこいいと思ってて、それを歌詞に持ち込みたかった。ムッシュみたいに東京の街を闊歩したいなあっていうか」
生き様というと、本作発表前に公式ウェブサイトに掲載された本人筆の宣言文が一部で話題となった。だって、こんなふうだったから――男一匹、カジヒデキとは<「自分のスタイルを貫く、曲げない」という意味でも、今年FUJI ROCK出演で来日するザ・キュアーのロバート・スミスと同列に語って頂きたい生き様だと思っています。>と……。
「ああっ! 自分でもかなり大きく出たなあ、と(笑)。や、でもたまに、それぐらい言ってみようかな、というか。僕の生き様、ゴスは、このアルバムのなかにあるので。とくにやっぱり、50年も生きてくると、いろんなものが『変わったな』と思うんですよ。でも変わらないものもあるし。自分の好きなものも、やってることも、一応はなにも変わらずにやって来れたかな、と。なんかそこは、自分のなかで誇りに思うこともある」
なにもかもが変わっていくのが必定の浮き世のなかで「変わらぬ魂」を保ち続けると、いろいろ妙なことが起こる。アルバムの後半戦では、「恋と街」を満喫していた若者の姿だけではなく、なんと、親の世代の人物像も登場してくる。9曲目の「青春のブライトサイド」では、高校生の男の子の父親が、むかしは音楽を聴いていたけれども、というストーリーだ。そしてこの父親の年齢設定は、もしかしてカジヒデキと同世代の――
「50代ですね(笑)。90年代に20代でストーン・ローゼズを聴いてた感じで。最後の曲「チョコレートの音楽」は子供もいる夫婦が、いまの生活を振り返ってみるような」
つまりまるで「青春期以降のカジヒデキの人生総覧(未来透視も?)」という内容ともなっている、そんな1枚が本作だと言える。
「音楽はずっと続けていたいって気持ちは、30歳のころはもう持ってたと思うんですけど、まあ実際、わかんないですからね。こういう世界なので。とにかく、いまのこの状態は想像してなかった(笑)。『きっと枯れちゃうかなあ』とか……ねえ? 短パンでボーダーを、50になっても着てるというのは、あんまり想像してなかったですかね(笑)」
50代初アルバムにして、彼が突き破った壁の向こうには、きっと、同じ志の老若男女がひそかに集える、秘密の花園のようなパラダイスが広がっているのだろう。それは遠い異国ではない。なんとすぐそこの、街のど真ん中の、しかし、ほんのすこしだけ別の次元に――きっとあるに違いない。



カジヒデキ『GOTH ROMANCE』2019.06.05 On Sale
カジヒデキ / GOTH ROMANCE
DDCB-12110 / ¥2,800+TAX
RELEASED BY BLUE BOYS CLUB | AWDR/LR2
[TRACK LIST]
01. フランス映画にしようよ / FRENCH CINEMA !
02. 水飛沫とファンファーレ / SPRAY AND FANFARE
03. さんでーべいべー / SUNDAY BABY
04. 秘密の夜会 / SECRET GOTHIC PARTY
05. そばかすミルク / FRECKLES MILK
06. 5時から7時までのマキ / 5 TO 7 SHIBUYA-KEI
07. ノンノン・ソング / NON NON SONG
08. 夏の終わりのセシルカット / CECIL CUT (OF THE SUMMER END)
09. 青春のブライトサイド / YOUR BRIGHT SIDE OF THE YOUTH
10. 想ひでサマーぶりーず / THE OLD RADIO CASSETTE
11. ユーモアが行方不明 / HUMOR IS MISSING
12. チョコレートの音楽 / OUR CHOCOLATE MUSIC

HIDEKI KAJI「GOTH ROMANCE TOUR」

DATE|2019.07.18 (THU)
VENUE|名古屋 Live & Lounge Vio

DATE|2019.07.19 (FRI)
VENUE|大阪 Shangri-La

DATE|2019.07.29 (MON)
VENUE|東京 渋谷WWW

出演 : カジヒデキ
バンドメンバー : 堀江博久(key) / 有馬和樹(g) / 牛尾健太(g) / 風間洋隆(b) / 前越啓輔(dr)

カジヒデキ Profile

1967年5月08日生まれ。千葉県富津市出身。
1986年、ゴスバンド、Neurotic Dollにベーシストとして加入し、本格的に音楽活動をスタート。
1987年、Lollipop Sonic(後のThe Flipper’s Guitar)のデビューライブを観て衝撃をうけ、1989年9月、ネオアコースティック・バンド、BRIDGEを結成。
1990年、The Flipper’s Guitar監修によるコンピレーション・アルバム「Fab Gear」参加を皮切りに、Crue-L RecordsやA Trumpet Trumpet Recordsなど国内のレーベルのみならず、アメリカ、フランス、スウェーデン等のインディ・レーベルのコンピレーションに参加し、世界中のインディ・ポップ・ファンから注目を集める。
1992年11月、小山田圭吾が主宰していたレーベル、Trattoriaよりデビュー。2枚アルバムをリリース後、1995年に解散。
1996年「MUSCAT E.P.」でソロ・デビュー。
1997年1月に発表したファースト・アルバム「MINI SKIRT」では、世界的なブームになる直前のスウェーディッシュポップの要素を取り入れ、30万枚を超える大ヒットを記録するなど90年代の渋谷系を牽引した。
その後もTore Johansson、Eggstone、The Pastels、Bertrand Burgalatらと制作した作品を発表するなど自身のルーツとなるネオアコースティック|ニューウェイブ|ポストパンクをベースに音楽的な領域を拡げている。
2008年には映画「デトロイト・メタル・シティ」の音楽を担当。主題歌「甘い恋人」がスマッシュヒットする。
またDJイベント「BLUE BOYS CLUB」主宰、TBSラジオ、bayfm、渋谷のラジオでのレギュラー・パーソナリティ、音楽フェス「PEANUTS CAMP」キュレーションなど、 音楽の紹介者としても幅広く活躍中。

◆Official Website
https://hidekikaji.net/

関連スケジュール


関連アーティスト

カジヒデキ

関連リリース