北原英司
(Eiji KITAHARA)

PROFILE

 早稲田大学モダンジャズ研究会でアルト・サックスの演奏活動を始める。在学中、音楽専門学校で佐藤允彦氏等にジャズ理論、アレンジ理論を、その後クラシックの和声や現代音楽和声も学ぶ。大学卒業後、ジャズのライヴや現代音楽のライヴ・エレクトロニクスなどの活動を短期間した後、作編曲の仕事に専念するようになった。
 松竹プロデュースの三島由紀夫連続公演のうち『わが友ヒットラー』(主演、平幹二郎)の劇中歌で作曲を担当したのが最初の仕事で、その後、ニッポン放送のラジオ・ドラマ『野性の証明』などドラマの音楽や、ニッポン放送の『オールナイト・ニッポン』、『タモリの電話リクエスト』、東京FMの『ラブ・ステーション』など番組テーマ曲やジングルなど多数作編曲。また、「サントリー・オールド」「大阪ガス」等々多数のテレビ、ラジオのCM音楽の作編曲や、「柳昇独演会」(芸術祭優秀賞)などのイベントの音楽、また、ジャズ歌手、キャンディ浅田のアルバム(ワーナー)などの作編曲プロデュースを手がけた。
 1988年、音楽制作会社、株式会社リディアを設立。1997年、CDレーベル、ヒュー・レコーズ(hue records)を設立し、テクノ・アーティストMIXZASのアルバムの他、J-POPヴォーカリストのオオガケマコト、ポップス・バンド“trump”をプロデュース。trumpは2005年、フジテレビとクラリオンの共同オーディション「クラリオン・ミュージック」で7810組の中からグランプリを受賞した。
 2014年、フランス人映画監督クリス・ユバーマンのアート・フィルム『Journey To Mt.Fuji』の音楽を作編曲し、そのオリジナル・スコアが、アメリカの2つの映画祭、『International Independent Film Awards』(2014 Fall)でGold Awardを、『Global Music Awards 』(September 2014)でSilver Medal を受賞した。
 また、後進の育成にも早くから取り組んでおり、武蔵野音楽学院や、音楽専門学校パン・スクール・オブ・ミュージックで作編曲科講師を務めた。現在は大阪芸術大学の非常勤講師を務め、作編曲理論、実習を担当している。
 著書として、アレンジ理論書『アレンジ入門講座』(株式会社エーティーエヌ)や『のだめカンタービレで覚える楽典レッスン』(シンコーミュージック)等、また、音楽専門学校、大阪芸術大学のテキストも執筆した。
 1996年以降現在まで月刊『ジャズライフ』(有限会社ジャズライフ)のCDレビュー、解説等のレギュラー執筆を務める他、音楽雑誌への寄稿や、監修した教則本等は多数。