CRUNCH

クランチ

2013年頃から名古屋を拠点に活動開始。2014年に発表した自主EPの後、2016年にはPANIC SMILEの松石ゲルが録音、レミ街の荒木正比呂がミックスしたEP『blue blue blue』発表。新機軸となったこの作品がネットを中心に火が付き、Pitchforkのライター、パトリックによるレビューや、beehypeの2016年ベストに選出されたのを始め、世界の先鋭的な音楽メディアで紹介された。

captured tracksのスタッフであり世界的なドリームポップバンドYumi ZoumaのリーダーのJosh Burgessは、来日公演で共演したCRUNCHを絶賛。「The WakeとTOPSを合わせたような音楽性」と形容し、「ニュージーランドの名門レーベルFlying Nunのバンドたちにも負けない」と語った。

これまでトクマルシューゴ、D.A.N.、never young beach、LADY FLASH、For Tracy Hyde、cattle、YAOYOROS、古川麦+千葉広樹デュオらと共演。ポストパンクやニューウェイヴからの影響を感じさせるスタイリッシュな感性と、はっぴいえんどや荒井由実から脈々と受け継がれる日本のポップス的な情緒を併せ持つアンビバレンスな音楽性が話題。

2017年11月に待望の1stアルバム『てんきあめ』がリリースされると、各メディアで高い評価を得て、音楽ナタリーでは公式グッズのイラストを手掛けた人気漫画家のサレンダー橋本とも対談。翌2018にJun Kamodaらが参加したユニークなリミックス集『てんきあめリミックス』をリリース。2019年には東京の名物インディロックイベントSunday Mondayのコンピレーションに新曲「誰にも似ていない」を収録。充電期間を得て2020年11月に新作EP『Mitsumetetai』をリリースする。