ハル・ケンプ・オーケストラ、ジョニー・ロング・オーケストラ、フランキー・カール・オーケストラ、ジャン・ガーバー・オーケストラ、アート・ムーニー・オーケストラ
(ハルケンプオーケストラ ジョニーロングオーケストラ フランキーカールオーケストラ ジャンガーバーオーケストラ アートムーニーオーケストラ)

PROFILE

ハル・ケンプ・オーケストラ 1939年
このバンドの特徴はミュート・トランペット・アンサンブルを用いて、スイートなサウンドに新境地を拓いた事だろう。ケンプ自身はノース・カロライナ大学時代にジャズ色の強い学生バンドを結成していたが、これはスイートなサウンドとはまったく縁遠いバンドで あった。1930年初期には、後にビング・クロスビーの名アレンジャーとなったジョン・スコット・トロッタ一、歌手としても人気のあったドラマーのスキネイ・アンニス、「アイ・シュッド・ケァ」など多くの名曲を書き、編曲者としても高名になったポール・ウエストンなど強力なメンバーで英国公演を行う。その後、ホテル・ペンシルヴァニアのマドハッタン・ルームに長期出演し大成功をしてからケンプの名声が高くなって行く。
ジョニー・ロング・オーケストラ 1942年
デューク大学キャンパス・バンドには先輩としてレス・ブラウンが成功しているが、ジョ二一・ロングはレスの後輩として同大学バンドからプ口入りしている。彼はヴァイオリンを普通とは逆の持ち方をしているが、ただ単に左利きという事に過ぎない。サウンドは非常にスイートな感じで、ダンスバンドには欠かせない専属シンガーも美人でキュートなヘレン・ヤング、後にグレン・ミラー・バンドへ参加 したボブ・ハウストン(VOL9に収録)などが人気を呼んでいた。
フランキー・カール・オーケストラ 1947年
テディ・ウィルソン風なスイング感と、適度なポピュラリティを身に着けたカクテル・ピアノの第一人者として知られるフランキー・カールは、1939年に「Sunrise Serenade」 というビッグヒット曲を書き上げ、作曲家として高い知名度を持っている。ホーレス・ハイト・オーケストラのピアニストを数年務めたあと自己のバンドを結成。
ジャン・ガーバー・オーケストラ 1965年
アメリカ中西部を本拠地として活動していたため、我が国にはあまり知られてないが、ジャン・ガーバーの長い間にわたるスイートでメロウなサウンドは、多くのアメリカ人に支持されていた。Vol.16にあるガイ・口ムバードが人気絶頂の頃、同じカナダにあったフレディ・ラージ・バンドを引き継ぎ、ガーバーのビジネス・センスの良さがバンドを成功させている。
アート・ムーニー・オーケストラ
デトロイトを拠点に、スイート・アンド・ホットの中聞を行くサウンドで活躍したアート・ムーニーは、ニール・へフティの編曲を用い、1920年代のスタンダードをリメイクするバンドとして知られる。