ローレンス・ウェルク、ラス・モーガン、ハル・ケンプ・オーケストラ、ジャン・ガーバー・オーケストラ
(ローレンスウェルク ラスモーガン ハルケンプオーケストラ ジャンガーバーオーケストラ)

PROFILE

ローレンス・ウェルク 1939年
彼の名前は、1950年代から1970年代までアメリカに滞在した人ならば、極めて人気の高かったTV音楽番組の主人公として今も記憶に残っているに違いない。アコーデイオンを持った親しみ深い風貌のウヱルク叔父さんが、20数名のバンドを指揮しながら、次々とプレイヤー、歌手、ダンサーを紹介してポピュラーな歌曲を演奏して見せる「ローレンス・ウェルク・ショー」は、非常な高視聴率で家庭に浸透した人気番組だった。1903年3月11日、ノース・ダコタ州ストラス・ブルグに生まれたウェルクは、1920年代にアコーデイオンを抱えてポルカを主に演奏するコンボを結成 し、34年に9人編成に拡大し、39年には、3トランペット、2トロンボーン、3サックスを含むダンス・バンドを率いた。

ラス・モーガン 1936・37・39年
「ミユージック・イン・ザ・モーガン・マナー」の名で親しまれたラス・モーガンは、1904年4月29日、ペンシルバニア州スクラントン生まれ、69年8月8日ラスベガスで没した。34年に自分のバンド・を作り、トロンボーンのワーワー・ミュートのプレイと、自分のソフトな唄を特色とした。

ハル・ケンプ楽団 1936年
1905年3月27日アラバマ州マりオンの生まれで、1940年12月21日カリフォルニア州マデラで自動車事故のため若くして逝ったがその音楽的なサウンドは、今も受けつぐ信奉者が多い。ケンプは、アルト・サックス、テナー・サックス、クラリネットを吹いて1924年頃大学生のバンドを結成、同僚のジョン・スコット・トロッター(ピアノと編曲)、サクシー・ドウェル(サックス、歌手)、スキネイ・アンニス(ドラム、歌手)らと組んでソフトでありながら色彩感豊かな特色のあるスタイルのサウンドを作りだした。ミュー・トランペット群の3連音のスタッカート合奏がタイプライター・バンドの異名をとり、サックス群は、流れるようにスムーズな合奏と、全員クラリネットに持ち換えた低音ユ二ゾン(大きなメガホンをつけて円味のある音を出す)を得意とした。

ジャン・ガーバー楽団 1939年
ジャン・ガーバーは、1897年11月5日ペンシルパニア州モーリスタウン生まれ。1920年代からバンドを指揮し、30年代始めカナダ出身のフレディ・ラージのバンドを引きつぎ、そのガイ・口ムバード楽団そっくりのサックスの甘い合奏スタイルをも継承 して人気を高めた。