Serginho Beaga
(セルジーニョ ベアガー)

PROFILE

ブラジル内陸部のミナス・ジェライス州の州都であるベロリゾンチ(Belo Horizonte)から、またひとり素晴らしいアーチストが登場しました!名前はセルジーニョ・ベアガー(Serginho Beaga)といいます。どちらかといえば年齢的にも、その豊かなキャリアからも、既にベテランの域に達したサンビスタ(サンバを歌う人)です。1958年の生まれですから、今年で57歳になるセルジーニョは6歳の頃、父親にプレゼントしてもらったカヴァキーニョ(4弦の小型ギター)を弾くところから彼の音楽人生がスタートしています。
 彼はサンバの巨匠たち、カルトーラ(Cartola)、ノエル・ホーザ(Noel Rosa)、パウリーニョ・ダ・ヴィオラ(Paulinho da Viola)、ネルソン・サルジェント(Nelson Sargento)、ゼカ・パゴヂーニョ(Zeca Pagodinho)等からとても多くのことを学び、独自のスタイルを築き上げていきました。70年代にはプロとして活躍し始めて、サンバの本場であるリオ・デ・ジャネイロ、そしてサンパウロにも積極的に出て行って、有名なエスコーラ・ヂ・サンバにも参加することになります。
 そんな中で、べイジャ・フロール(Beija Flor)というリオの有名なエスコーラ・ヂ・サンバで、プシャドール(リード・ヴォーカル)を務めていたネギーニョ・ダ・ベイジャ・フロールにセルジーニョはその才能を認められて、彼のバンドのメンバーになり、さらにネギーニョにセルジーニョは自分の楽曲を提供するようになります。そしてネギーニョの素晴らしい歌声で大ヒットしたのが「O Dom que Deus Deu」というセルジーニョ・アガベーが作った曲でした。
 それから活動の幅が広がり、ドミンギーニョス・ヂ・エスタシオ(Dominguinhos de Estacio)、レシ・ブランダォン(Leci Brandao)、ジョヴェリーナ・ペロラ・ネグラ(Jovelina Perola Negra)、アジェペー(Agepe)、デモニオス・ダ・ガロア(Demonios da Garoa)、ヂオゴ・ノゲイラ(Diogo Nogueira)、アリネ・カリスト(Aline Calixto)、マルキーニョス・サタン(Marquinhos Sathan)、エリアニ・ジャンセン(Eliane Jansen)、マルキーニョス・ハモス(Marquinhos Ramos)ら、新旧さまざまなサンビスタたちに楽曲を提供していきます。
 そしてセルジーニョは地元のミナス・ジェライス州のカーニヴァルで作曲と歌唱の部門で賞を獲得し、リオではマンゲイラ(Estacao Primeira de Mangueira)、ウニドス・ダ・ポンチ(Unidos de Ponte)、サルゲイロ(Salgueiro)、インペラトリス・レオポルヂネンシ(Imperatriz Leopoldinense)等にコンポーザーとして参加しました。現在セルジーニョはリオのエスコーラ、エスタシオ・ヂ・サー(Estacio de Sa)のコンポーザー・チームの一人として、毎年エスタシオのエンヘード作曲に関わっています。