三宅伸治BAND

ミヤケシンジバンド

<三宅伸治>
1985年にバンドMOJO CLUBを結成、89年に東芝EMIよりメジャーデビューし、今となっては伝説の謎の覆面バンド、ザ・タイマーズにも参加しながら、「君が降りてきた夏」をヒットさせる。MOJO CLUBは95年に活動休止となりソロ・アーティストとして活動を始める。数々のソロ・ユニットをまとめ上げてロックを追求しながら、甲本ヒロト、ゆず、斉藤和義、ウルフルズなど多数のロック・アーティストとの共演・共作を重ねる信頼のブ厚いセッション・マンとしても名を馳せた。そして今までに一体何本ライブをやってきたのか?というくらいに終わり無きツアーを各地で日々続けているこの男は、偉大な先人たちのロックな魂を受け継ぎ、音楽を愛し、社会を見つめ、曲を書き、演奏し、その作品が実にたくさんの人に愛され続けている。

自分の音楽活動とともに、長年に渡った忌野清志郎との活動。2003年のアルバム『KING』では共同プロデューサーとして、そしてツアーではバンマスとして、忌野清志郎のソロ活動における最も重要な音楽的パートナーの一人としてレコーディング、ライブを一緒に作り上げて来た。その真摯なプロデュース術、演奏家としての確かな腕前は、数多くのアーティストからリスペクトされ、愛され、必要とされ、彼の周りにはいつも素晴しいミュージシャンがいる。2009年以来、毎年4月2日には「感謝の日」と名付けたイベントを主催、三宅がオーガナイザーとなって清志郎を慕うミュージシャンを集め、彼の作品を歌い継ぐこのイベントは今年で5回目となった。

J-POPや芸能界とは慎重に距離を置き、今や古典芸能化してきたともいえるロックという古い音楽に信仰にも似た確信で心身を捧げる人。奏でるサウンドと生み出すグルーヴではっきりと「自分の音楽」を表すことの出来る、世界のロック・ミュージシャンの流れの中に位置している三宅伸治。ブルースを受け継ぐシンガー・ソングライター、指にソウルを宿すギタリスト、全国を旅するライブ・マン、そして優れたロックン・ローラーの最新作!

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