七尾旅人 / Tavito Nanao
2016.10.03
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七尾旅人が1人目の戦死自衛官に扮するライブ映像作品「兵士A」が名古屋、京都、沖縄で上映決定!

七尾旅人 / Tavito Nanao七尾旅人が1人目の戦死自衛官に扮して描き出す、およそ100年間に及ぶ物語。
観る者の想像を超えるこの途方もないライブ映像は、全感覚を使い劇場で体験すべき「映画」である。

七尾旅人、初となるライブ映像作品『兵士A』。8月15日の終戦記念日のタイミングで東京、広島で映画上映され映画作品としても話題となった本作。新たに名古屋、京都、沖縄での上映が決定しました。
その他の地域でも上映を予定しておりますので続報をお待ち下さい。

また「兵士A」特設サイトの、漫画家しりあがり寿さん、ミュージシャンの佐野元春さんや岡村靖幸さん、チェルフィッチュ主宰の岡田利規さん、現役自衛官である白石さんなど、さまざまな方から届いた「兵士A」へのメッセージたち<Message for Soldier A>に新たに蔵屋美香さん(東京国立近代美術館キュレーター)のコメントが追加されました。

◆ 七尾旅人「兵士A」特設サイト ⇒ http://www.tavito.net/soldier_a/
★「兵士A上映」に上映詳細が追加になりました。
★「Message for Soldier A」に蔵屋美香さん(東京国立近代美術館キュレーター)のコメントが追加になりました。

◆ 上映詳細ページ ⇒ http://www.tavito.net/soldier_……screening/
◆ Message for Soldier A ⇒ http://www.tavito.net/soldier_a/comment/


【上映情報】

兵士A上映名古屋 シネマスコーレ
■ 2016年10月22日(土)・28日(金)
会場 : 〒453-0015 愛知県名古屋市中村区椿町8-12 アートビル1F 052-452-6036 eigacinemaskhole@gmail.com
上映時間 :
2016年10月22日(土)→18:00~21:00
2016年10月28日(金)→19:00~22:00
料金 : 当日のみ 一般¥1,700 / 学生¥1,300 / 会員¥1,300
info : http://www.cinemaskhole.co.jp/

京都 立誠シネマ
■ 2016年11月19日(土)~2016年11月25日(金)
会場 : 〒604-8023 京都市中京区備前島町310-2 (木屋町蛸薬師下ル) 元・立誠小学校 南校舎3階 080-3770-0818(受付) 075-201-5167(事務所)
上映時間 : 連日17:40~20:40
料金 : 一般¥1,800 / 学生・シニア¥1,500 / 高校生以下¥1,000 / 立誠シネマ会員¥1.200
info : http://risseicinema.com/

沖縄 桜坂劇場
■ 2016年11月28日(月)~2016年12月4日(日)
会場 : 桜坂劇場 〒900-0013 沖縄県那覇市牧志3-6-10 (旧桜坂シネコン琉映) 098-860-9555 main@sakura-zaka.com
上映時間 : 10月半ばに発表いたします。
料金 : http://www.sakura-zaka.com/about1.html
info : http://www.sakura-zaka.com/


【商品概要】

七尾旅人、初となるライブ映像作品「兵士A」。断髪し、1人目の戦死自衛官に扮して描き出す、およそ100年間に及ぶ物語。ほぼ新曲のみで構成され、「CDというフォーマットでは収め切れなかったニューアルバム」ともいえる、衝撃の3時間。

冷戦時代、アポロ11号による月面着陸の光景で幕を開け、やがて9.11同時多発テロに端を発するアフガン・イラク侵攻を境に衰弱を始める超大国アメリカと、再び戦場へ回帰して行く日本を描き出し、予見的な作品でもあった3枚組大作「911FANTASIA」。震災に向き合い、足しげく東北を訪れ作りあげた「リトルメロディ」。それからの七尾は、さらにのめり込むようにして作り続けた。そして2015年秋、友人の里道敦からライブオファーを受け、どうしても試みたかったことに着手する。特殊ワンマン「兵士A」。断髪し自衛官の扮装をした七尾が演じる兵士Aとは、近い将来、この国に、数十年ぶりに現れるかもしれない1人目の戦死兵。書きためられた大量の新曲の中から相応しい楽曲を選び、時間と空間を越えておよそ百年間の壮大なスパンで、人間であることの困難さや、微かな希望を描いたこの壮絶なライブを、新進気鋭の映像作家・河合宏樹が撮影、編集。七尾旅人の最新アルバムとも呼べる、前例のないライブ映像作品として結実した。

ポップ史に残るさまざまなロックオペラやコンセプトアルバムを想起させつつも、そのどれとも似ず、さらに徹底された世界観。オルタナティヴ・フォーク、ポエトリー、スタンダード歌曲、トラディショナル、メロウソウル、即興、ノイズアヴァンギャルド、そしてJukeのようなダンスミュージックに至るまで、多様な音楽性が1つのテーマに奉仕していく。「地獄の黙示録」、「フルメタル・ジャケット」などの傑作映画も思い起こすが、驚くべきは、それをガットギターによる弾き語りと、ヴォイス・エフェクト、幾つかのチープな機材のみでやり遂げたということ。これまで常に最小の道具と手がかりで、どんなものでも音楽化しようと試み続けてきた七尾が、いつしか類を見ない新しい音楽表現の可能性を、手繰り寄せたようにも思える。本来完全なソロで行われる予定だったこの公演を、日本屈指のサックスプレイヤー梅津和時が、事前リハーサルなし完全インプロヴィゼーションによる濃密にして鮮烈な伴奏で、そして鬼才アニメーション作家ひらのりょうがミニマリスティックに研ぎ澄まされた舞台映像で支え、「兵士A」の世界をさらに深化させている。


七尾旅人『兵士A』

2016.07.07 On Sale
PEXF-1137 cap-253 Blu-ray / ¥4,900+税
PEBF-1138/39 cap-253 2DVD / ¥4,000+税

七尾旅人『兵士A』[収録楽曲]

プロローグ
01. SQUAD RADIO
02. 戦前世代
03. きみはひかり ぼくのひかり
04. 1945

Aくんが生まれ、そして死ぬまで
05. ぼくらのひかり
06. リンドンベル(じてんしゃにのれたひ)
07. Tender Games
08. 兵士Aくんの歌

Aくんが殺したひとびと
09. 少年兵ギラン
10. LOVE IN WARTIME
11. Almost Blue
12. 難民の歌
13. Fly me to the Moon
14. アトムの思い出
15. I’M WARBOT
16. foolish time

再会
17. 2020 追憶の東京オリンピック
18. 1938 追憶の兵士「えい」
19. エアプレーン
20. 赤とんぼ
21. 七回忌
22. Perfect Protection(完全なる庇護)
23. 誰も知らない


◆ 七尾旅人 “兵士Aくんの歌” (映像作品『兵士A』より)
https://youtu.be/BpCMvXlhmIk

◆ 七尾旅人「兵士A」予告編
https://youtu.be/_24rTC-73XY