キャノンボール・アダレイ

キャノンボール アダレイ

1928年9月15日、フロリダ州タンパで生まれたアルト・サックス奏者。1955年、チャーリー・パーカーの死と入れ替わるようにニューヨークに現れ衝撃的なデビューを果たした。1959年マイルス・デイヴィスのグループに招かれ、不朽の名作『カインド・オブ・ブルー』(コロンビア)の成功に寄与した。この年の後半再び自己のグループを率い、ボビー・ティモンズ(p)やジョー・ザヴィヌル(p)、ユーゼフ・ラティーフ(ts, fl)、チャールズ・ロイド(ts, fl)らを擁した。1966年ソウル・ジャズの『マーシー、マーシー、マーシー』(キャピトル)の中の1曲、ジョー・ザヴィヌルが書いたタイトル曲が大ヒットして、ジャズを超えた人気を獲得した。1975年8月8日脳梗塞により46歳で亡くなった。