阿部海太郎

アベ ウミタロウ

作曲家。
1978年生まれ。クラシック音楽など伝統的な器楽の様式に着目しながら楽器の今日的な表現を追求する。楽曲のみならず、コンサートの企画やアルバム制作など、すぐれた美的感覚と知性から生まれる音楽表現に多方面より評価が集まる。
蜷川幸雄氏に見出されその劇音楽を数多く手がけたほか、舞台、テレビ番組、映画、様々なクリエイターとの作品制作など幅広い分野で作曲活動を行う。音楽を手掛けた作品に、インバル・ピント&アブシャロム・ポラック演出『100万回生きたねこ』『百鬼オペラ 羅生門』、長塚圭史演出『イヌビト』、NHK『日曜美術館』テーマ曲、ドラマ『京都人の密かな愉しみ』、映画『ペンギン・ハイウェイ 』など。
2019年に楽譜集『ピアノ撰集 ーピアノは静かに、水平線は静かに見つめているー』が刊行された。